アーカイブ | 8月 2016

  • ピルと副作用の歴史・1週間以外は継続して服用する

    今では普通に使用されているピルですが、歴史の始まりは1930年代にまで遡ります。その当時、とあるアメリカ人が採取した山芋に含まれる物質に、生理痛を緩和させる働きがあることを発見しました。その物質の名は、植物性ステロイドといいます。 1930年代からピルが使われていたわけではなく、それから数十年経過した1960年に、避妊薬としての許可を受けたのが始まりです。 しかし、その当時のピルは副作用が強かったために、胃腸障害が起こったり、静脈血栓塞栓症という病を発症するなどの欠点がありました。それから改良を重ねて、1973年に低用量に抑えられたピルが作られています。 低用量のものは副作用が抑えられているため、以前の症状の問題は少なくなりましたが、今度は性器からの不正出血が多くなったり、喫煙者の場合には心筋梗塞のリスクが高まるといった別の欠点が見られるようになります。 そこからさらに改良が加えられ、ホルモン量が安全なラインにまで調整されることで、現在流通している低用量ピルのほとんどが、副作用の心配なく、服用が続けられるようになっています。 避妊用として低用量ピルを服用する際には、薬を休む期間として1週間あけることが決められています。1週間が経過した後に、再び継続して服用するというペースになります。薬の服用を休んでいる期間は、生理のような出血がやってきます。その量は個人差がありますが、通常の生理よりも少なくなっています。 この1週間以外に飲み忘れをすると、避妊効果がなくなってしまいます。妊娠を希望しない女性であれば、飲み忘れをしないように心掛けることが大切です。飲み忘れを回避しやすいように、28錠の低用量ピルも存在します。